第2回 貸借対照表、損益計算書 1

いきなり難しい話になったじゃん!って怒らないでください。
Oneisan015

 

ここは、まだ理解しなくてもいいです。ただ、ポワンとでもいいので最終的にこんなのを作るためにやってるんだなってのを見ておいていただきたいのです。

 

◆貸借対照表(バランスシートB/S)

借方(左側)に資産、貸方(右側)に負債と資本が記載されて、ある時点の事業の財産状態を表すのが貸借対照表(勘定式)です。
家庭だと、例えば年末の12月31日の時点で財布の中の現金、預金、家や車などが資産、住宅・車のローンなどが負債ですね。

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資産は、現金、建物、車などの財産です。
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負債は、借入金などのマイナス的財産です。
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資本は、事業を始めるために出資した現金などと、利益も資本金に含まれます。

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◆損益計算書(プロフィットアンドロスステートメントP/L)

1年間や1か月など一定期間の利益や損失を計算する表です。
家庭だと、お父さんとお母さんの給料がいくらで、食費、光熱費、学費、小遣いにこんだけ使ったから、今月はこんだけ貯金ができたみたいな期間の成績を表す計算書です。
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収益は売上や預金利息など

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費用は、材料などの仕入れや事務用品などの購入費など

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利益は、収益から費用を引いたものです。儲けです。損が出ると借方ではなく貸方に損失として記載されます。
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これが、貸借対照表と損益計算書の概要です。これを作成するために、経理では毎日の取引を仕訳処理していく訳です。難しいですよね。理解できなくて当然ですので、悩まないでくださいね。

 

では、次回は具体的に少し取引の仕訳をして貸借対照表と損益計算書を作って、具体的に仕組みを見てみましょう。

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